iDeCo金融機関選びで押さえておくべき3つのポイント

同僚や友人が投資を始めたから、そろそろ何か資産形成始めなきゃと思ったから、など様々な理由で近年iDeCo(個人型確定拠出年金)の申し込み件数が全国的に増えています。

iDeCoとは厚生労働省が推進する制度で、公的なものなので、どの金融機関で開設しても一緒じゃないの?と思っている方が多いのですが、実はどの金融機関で開設するかが相当大事なのです。

今日はそんな金融機関選びの一助となればと思い、選ぶ際に押さえておきたいチェックポイントをまとめて解説します。

まずは制度のおさらいから

iDeCoとは銀行や証券会社などで個人が開設できる、自分専用年金を積み立てる仕組みです。いろいろな金融機関が「自社でiDeCoを開設しませんか?」とお客様を集めるための広告をしています。

iDeCoは毎月決められた上限額の範囲内で積み立てを行い、それを投資信託などで運用して老後に退職金のように受け取ったり、年金としてもらったりできる制度です。

ざっくりとしたメリットは、拠出時、運用時、給付時と3段階の税優遇があること。

デメリットは60歳まで原則引き出せないことです。

ライフプラン上、まとまった現金が必要な時に、iDeCoに預けすぎていて引き出せるお金がない!という最悪な事態はもちろん避けなければなりませんが、それ以外には基本的にメリットのほうが大きいので、皆さんできる方はやったほうが良いでしょう。

金融機関選びのチェックポイントその①:商品ラインナップ

それでは今回の本題である、どんな金融機関で開設すべきか、という内容に移りましょう。

まずは、なんといっても商品ラインナップが豊富であることが大事です。投資信託選びは、リスクをどの程度許容できる方か、独身なのか既婚なのか、何歳くらいでiDeCoを始めるのか、などで選ぶべき商品群はガラッと変わります。

その際に選択肢はたくさんあったほうが、ご自身にちょうど良い商品を選ぶことができるでしょう。同じiDeCoでも〇〇という金融機関では30種類以上から選べるのに、△△という金融機関では10種類以下と、差がけっこう激しいのです。ぜひ30種類以上のラインナップから選べる金融機関をチョイスしましょう。

金融機関選びのチェックポイントその②:手数料

次に大事なのは手数料水準です。投資信託などで運用するので、「信託報酬」などの運用商品自体にかかる手数料は当然あるのですが、iDeCoはその口座自体を維持、管理するだけで別途手数料がかかります。その手数料が安いのか、高いのかが非常に大事です。

高いところと安いところの差は年間で数千円くらいですが、これが60歳までずっと続くとなると積もり積もって大きな金額になりますよね。ネット証券は手数料が最安水準であることが多いようです。

金融機関選びのチェックポイントその③:サポート体制

最後にチェックすべきポイントは、コールセンターの稼働時間などのサポート体制です。

始めたばかりのころは、いろいろと操作が分からないなどで、コールセンターに問い合わせてサポートを受けることも多いかも知れませんね。そういったコールセンターが朝早くから稼働しているか土日も稼働しているか、といった点は意外と大事な要素です。各金融機関で対応時間にバラツキがありますので、注意しましょう。

まとめ:3点をしっかりと押さえた金融機関選びを

iDeCo口座を開設したい!となった場合、どういった金融機関で開設するかは非常に重要な事項です。後から別の金融機関に移管することも可能ですが、それにも手数料がかかったり、なかなか手間だったりするので、最初に選ぶ金融機関は重要です。

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執筆者

森 祐司(もり ゆうじ)
資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士、証券外務員1種、貸金業務取扱主任者
不動産デベロッパー、外資系生命保険会社を経て、Ever Side株式会社に入社。金融商品や住宅などの不動産をうまく活用して、お客様が経済的に豊かな人生を送れるよう、アドバイス業務を行っている。ライフプランニングを軸にした長期資産形成アドバイスと住宅予算診断が得意分野。趣味は音楽とドライブ。